はとバスに男性ガイドはいるのか？答えは→います
はとバスに乗るうえで楽しみの一つが「ガイド」さんではないでしょうか。
旅の行き先に応じていろいろな話をしてくれますし、
快適な旅になるようにサポートしてくれる力強い存在です。
そんなはとバスのガイドさんといえば女性をイメージしがちですが、
実際男性のガイドさんもいるのでしょうか。
はとバスの男性ガイドさんについて調べてみました。
はとバスに男性ガイドさんはいる？
はとバスでも創業当時から長年、女性ガイドさんしかいませんでした。
2019年4月にはじめて2人の男性ガイドさんが誕生し話題になりました。
はとバスの70年の歴史のなかではじめての男性ガイドになり、
同期として他に24人の女性とともに採用試験に合格しました。
そもそもはとバスでは採用条件において「男女を問わず」と
記載されています。
バスガイドというと女性をイメージしがちですが、
実際に男性にもチャンスはもともと開かれていたことになります。
過去にもはとバスに応募した男性はいたものの、
合格基準に達していなかったこともあり、
採用に至らなかった経緯があります。2019年に採用になった男性二人は、
合格基準を満たしたため問題なく採用になったそうです。
はとバスでは男性だからや女性だからといった性別による
選考はしていません。
最も重要な、「おもてなし」の心を持ち合わせているか、「
判断力」「優しさ」などを重視しています。バスガイドの採用試験は
簡単なものではなく、「筆記試験」「面接試験」はもちろん、
「本読み」などの試験も行います。これは発声能力を
見るためのものになります。また、「歌唱力」なども試験では求められます。
バスに乗ったことのある人ならわかると思いますが、
渋滞に巻き込まれてしまったとき、乗っているお客さんを楽しませるために、
歌を歌って盛り上げることもあります。
渋滞の時間を使っていかにお客さんに満足してもらえるのかを
考え行動できる人が求められます。
はとバスの募集要項を見てみよう
はとバスに男性が入社したこともあり、
今まで女性の仕事といったイメージが強かったものの
今後性別など関係なく活躍できる幅が広がると思います。
実際にはとバスでは、毎年新卒採用を行っています。
正社員の採用になり、新卒でなくても社会人経験者が転職する
ケースもあるようです。
バスガイドの仕事は、定期観光バス乗務はもちろん、
募集型企画旅行バス乗務や貸切観光バス乗務などの仕事を担当します。
実働は8時間の勤務性になり、年間公休として108日、
有給休暇や積立休暇、慶弔休暇なども充実しています。
各種手当もあるので長く働きたいと考えている人にも向いています。
採用後は研修がありそれをクリアできた人のみ、
実際にバスガイドとして乗車しお客さんの前に立てるようになります。
バスガイドは失敗が許されない仕事になりますし、
ずっと立ちっぱなしだからこそ体力勝負です。
どんなときにも臨機応変に対応する力も求められます。
お客さんが体調を崩してしまったときはどうするのか、
また、渋滞に巻き込まれたときなどどうしたらいいのかを
判断していく力も重要です。男性ガイドだから、
女性ガイドだからなど関係なく、おもてなしの心を持って
接することのできるようにしたいものですね。
まとめ
はとバスにも男性ガイドさんが誕生し活躍しています。
今まで女性のイメージを持たれてしまいがちだった仕事も
時代とともに変わりつつあります。
はとバスの女性運転手なども登場していますし、
性別など関係なく、大切なことはお客さんを楽しませられるかどうかです。
採用試験や講習など決して簡単なものではありませんが、
笑顔を身近で感じられる仕事になり、
やりがいのある仕事なのではないでしょうか。
