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2003年に運航開始したはとバスの車両「フォルテシモ」について
はとバスの車体のなかでも機能性とデザイン性の高さもあり、
グッドデザイン賞を受賞した経歴のある「フォルテシモ」が
気になっている人もいるのではないでしょうか。
特にバスに乗車している時間の長い長距離旅行など、
乗り心地の良さも重視したいものです。
はとバスの車体のなかでも特に人気のフォルテシモについて、
ご紹介したいと思います。
目次
はとバスのフォルテシモとは
はとバスのフォルテシモは見た目こそ、通常の黄色のはとバスと
変わりませんが、長距離でも負担がかからないように工夫された
車両になります。
アッパークラスの観光バスになり、もともとの既存の内装や外装をより
改良しており乗り心地の良さに定評があります。
2021年現在は運行されていない車両です。
余裕をもたせた広々車内
一般的なはとバスというと、狭く暗い印象の車内をイメージしがちです。
長距離を移動するといってもパーソナルスペースなどはなく、
周囲の人との距離も近いバスが多く、快適な空間とは言えません。
でもはとバスのフォルテシモは、到来の観光バスにはないゆとりを
もたせたシートや、シートの配列にこだわっています。
座るシートも飛行機のビジネスクラスに相当する広さになりますし、
窮屈さを感じずに移動ができます。パーソナルソファシートを
採用していることもあり、包み込まれるような快適な座り心地が特徴です。
デザイン性にこだわり明るい空間
フォルテシモはモダンでナチュラルなインテリアデザインに
こだわっています。赤を基調としてモダンでエレガントな印象の車内です。
そのため、高級感もありますし、清潔感も感じられます。
他にもバスのなかに専用のエスプレッソマシーンや
デジカメプリント出力などの機能も備わっているので、
ただ乗るだけの観光バスから、快適に過ごせる工夫をしています。
バスは旅のなかでも重要な移動手段だからこそ、
よりデザイン性を追求したものだと女性でも安心して乗れるのがいいですね。
高齢の方の安全性にも配慮している
フォルテシモの車内には一切の段差を作っていません。
そのためフラットな床面の採用をしていることもあり、
バスのなかで躓き怪我をしてしまう危険性もなくなります。
足回りが邪魔にならないように工夫されたシートデザインもありますし、
クッション式のシートは疲れにくく腰に負担がかからないように
工夫されています。
長時間座りっぱなしだったり仮眠をする場所だからこそ、
高齢の方でも安心して乗れるように配慮されています。
自然とフィットするのはフォルテシモのシートだからこそです。
他にもバストしてのメンテナンスをより簡単にしていること、
寿命を伸ばすなどの工夫もしています。
汚れが落としやすいシートや生地はもちろん、
壁材・天井などさまざまな工夫が感じられます。
フォルテシモに乗ると今までのバスのイメージが変わるかもしれませんね。
フォルテシモを使ったツアーでは、より快適に過ごせるために
席には履き替え用のスリッパがついていたり、おしぼりやひざ掛けなどの
無料貸出もしています。
いたれりつくせりの空間だからこそ、足を伸ばしてのんびりと
バスの移動を楽しみたいものですね。
まとめ
はとバスでは乗車するお客さんのことも考え、
車両の改良が行われています。同じように見えるバスでも、
昔よりもシートが広々と作られていたり「あったらいいな」と
思えるような機能がついていることもあります。
また安全性を考慮したバスも増えていますし、幅広い世代の人が安心して
利用できるように作られています。ゆったりした広さが確保できる分、
バスの移動=大変なんて考え方も変わるかもしれません。
フォルテシモははとバスのなかでもよくつかわれている車体になりますので、
是非乗ってみて比較してくださいね。